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2024.1.31

新年の整理整頓の心構え

こんにちは。岩手県北上市在住の整理収納アドバイザー金田玲子です。
片付けが苦手だった自身が整理収納を学び、キッチン収納を見直したことで、時短・家事効率UP・家事楽につながった、という経験を元に、そのポイントをお伝えしております。
今回のテーマは「新年の整理整頓の心構え」です。

新しい年を迎え、今年こそ片付けよう!と決意を新たにされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな今こそおさえておきたい、大事な整理収納のポイントを2つお伝えします。

 

 

1、どんな空間にしたいのかを考えてみる

 

キッチン収納をはじめ、片付けたいと思う時に必要なことは
「どのような空間にしたいのか」理想を明確にするということです。
漠然と「キッチンを片付けたい」と思うだけだと、思っているだけで月日が流れ、また年を越します(笑)
それは避けたいですよね。

 

 

キッチンであれば「こんなキッチン収納にしたい」という理想をイメージし
それを目標にすることで、「実現のために片付けよう!」という意識をもてるため
行動につながりやすくなります。

 

でも急に理想を考えるのが難しい、という場合は
まずは「今キッチンで困っていること気になっていること」を紙に書き出してみましょう。

 

 

例えば

・調理スペースが物で狭く調理しづらい
・キッチンカウンターの上に物が積み重なっている
・食品や調味料をいつも探している
・在庫があるのに買ってきてしまう
・お皿やキッチンツールが取り出しにくい
・キッチンの床にストックが置かれ移動しにくい
・調理や洗い物のい余計な時間がかかる

など。


具体的に「何が、どうなっているのか」箇条書きでもOKです。
これで現状の問題が見えます。
ここから「どんなキッチンにしたいのか」理想を導き出していきましょう。

 

 

例えば

・調理スペースは置く物を減らし調理しやすく
・キッチンカウンターは飾り1つのみ
・食品や調味料をすぐに見つけられる
・在庫管理がしやすい
・お皿やキッチンツールがさっと取れる
・床置きゼロでスムーズな移動
・調理や洗い物時間を短縮しゆっくり過ごしたい

など。

 

 


こうして理想のキッチンを書き出せると
実現のためにどこから取り組むか優先順位も考えやすくなります。

 

2、先に収納アイテムを買わない

 

片付け=収納アイテムを買いに行こう!と思いがちです。
でも今キッチン収納にある物、本当に全部キッチンに収納しないとダメでしょうか。
よく見るとこんな物ないですか?

・何年も使っていないお鍋
・たくさんあるお玉やお箸
・賞味期限切れの食品
・1回しか使っていない調理機器
・出番の来ないお皿やカップ
・しまいっぱなしの粗品など

 

 

 

 

キッチンは毎日使うけれど収納は限られたスペースです。
使っていない物、出番の来ない物をわざわざ収納アイテムを買って収納する方がもったいない!
まずは「キッチン収納にわざわざ置かなくてもよい物」は
取り除く=整理から始めていきましょう。

 

少なくても「年1回程度は出番がある物まで」がキッチン収納に置く目安です。
よく使う物だけを厳選して配置されていれば、
管理しやすく・見つけやすく・出し入れもしやすくなります。

 

 

なお、整理で迷う時は適正量から考えてみるのもおすすめです。
→こちらのコラムも参考に♪《キッチン収納の適正量》

 

今年こそ理想のキッチン収納を目指し、できることから取り組んでいきたいですね!

私がこの記事を書きました!
金田玲子

金田玲子氏

東京都出身。結婚と同時に夫の故郷、岩手県北上市に移住。
元々片付けが大の苦手で、暮らしにくさが日々倍増したことから、整理収納アドバイザー講座を受講。
その経験をもとに2011年、岩手県初の整理収納コンサルティングstyle-Rを立ち上げる。
各講座やご自宅にお伺いするサポート等を通し、県内でこれまでのべ5,000名以上に「誰でもすぐできる整理収納」をお伝えしている。

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