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2023.7.25

お盆前にできる大規模整理術

こんにちは。岩手県北上市在住の整理収納アドバイザー金田玲子です。
片付けが苦手だった自身が整理収納を学び、キッチン収納を見直したことで、時短・家事効率UP・家事楽につながった、という経験を元に、そのポイントをお伝えしております。
今回のテーマは「お盆前にできる大規模整理術」です。

今年のお盆はご家族ご親戚で集まる機会も戻りつつあるようです。再会が待ち遠しいですね!
一方でお迎えする側は、キッチンを含め環境を整える準備も必要です。
今からでも間に合う見直し整理術を3つお伝えします。

 

 

1、キッチン収納の食品を見直す

 

皆さんと美味しいお食事を囲む場面も増えますね。ご自宅の食品類、適した管理ができていますか?

 

 

例えば

■めんつゆ

特に夏場に活躍するめんつゆは「開栓後要冷蔵」です。開栓後の常温保管は、雑菌繁殖、カビ発生につながる可能性がありNGです!シンク下などキッチン収納にそのまま置いていませんか?

■醤油

品質劣化防止のため、こちらも基本「開栓後要冷蔵」です。空気に触れない密封ボトルタイプであれば常温保管OK。これを機に切り替えてみてもいいですね。

 

 

■お好み焼き粉など

余ったお好み焼き粉・天ぷら粉・唐揚げ粉なども「開封後は要冷蔵」。これはダニなどの虫害による健康被害を防ぐためです。輪ゴムで口をとめ、キッチン収納でそのまま常温保管していませんか?

 

 

これらはダニの餌となる旨味成分も多く、輪ゴムでとめてもわずかな隙間からダニは侵入、さらに温度25〜30℃、湿度60〜80%で繁殖しやすくなります。
6月〜7月は岩手県でも高温多湿です。特にキッチンは熱もこもり、キッチン収納の下段は湿度もたまりやすくなります。夏場のキッチン収納はダニにとって好環境なのです。

人によってはアレルギーを発症することもあり、「自分は大丈夫だったから」では済まないことも。
これを機に管理状況を確認し、劣化の可能性のある食品は思い切って整理、適した管理に切り替え、安心してお客様をお迎えしましょう。

 

 

2、棚の上や床置きを見直す

 

キッチンカウンター、食卓テーブル、棚の上などに、文房具・手紙書類など物がなんとなく置いてありませんか?自分は見慣れて雑然さを感じなくなっていても、お客様は必ず目につきます。玄関から入ってくるお客様の目線に立って整理してみましょう。

 

 

また、キッチンの隅や廊下階段に段ボールなどを床置きしているとお客様がつまずく危険があります。小さいお子様がいらっしゃる場合は誤飲転倒を防ぐため小さな物も床置きしないように見直しましょう。

 

 

 

3、「来客用」を見直す

 

例えば来客用布団はあると便利ですが、その分定期的に干したり洗ったりと管理が必要です。何組もあれば収納スペースも取ります。今は岩手県内でも来客用布団のレンタルサービスがあります。家には1組だけ置いておき、お盆などのたくさん必要な時はレンタルを活用するのも一つの手です。

 

 

自分もお客様も安心して心地よく楽しく過ごせる空間にしていきたいですね!

 

 

 


私がこの記事を書きました!
金田玲子

金田玲子氏

東京都出身。結婚と同時に夫の故郷、岩手県北上市に移住。
元々片付けが大の苦手で、暮らしにくさが日々倍増したことから、整理収納アドバイザー講座を受講。
その経験をもとに2011年、岩手県初の整理収納コンサルティングstyle-Rを立ち上げる。
各講座やご自宅にお伺いするサポート等を通し、県内でこれまでのべ5,000名以上に「誰でもすぐできる整理収納」をお伝えしている。

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