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2023.4.13

簡単レシピ「蕗の薹(ふきのとう)ペースト」

簡単レシピ

「蕗の薹ペースト」

byミキティママ

 

材料(作りやすい分量)

ふきのとう50g(5~6個くらい)、オリーブオイル大さじ4、自然塩1.5g

 

 

作り方

1.    ふきのとうは洗って粗みじんに切り、オイルと塩を混ぜて色止めする。

 

 

 

2.    フライパンに1を入れ、弱火でじっくりと火を通す。

 

 

3.    ブレンダーかすり鉢でペースト状にしたら出来上がり。

 

 

 

使い方

新玉ねぎを丸ごとじっくり煮込んでかけて食べる。ポークステーキやフライドポテトにかける。サラダのドレッシングとして。天ぷら以外のおいしい食べ方です。

 

今月の食材…ふきのとう

ふきのとうはキク科の植物「ふき(蕗)」のつぼみ。特有の香りは「フキノリド」と呼ばれる成分で胃腸の働きをよくしてくれ、独特の苦みはポリフェノール類によるもので、新陳代謝を活発にし、食欲増進や消化促進にもつながると言われています。

 

コラム

いよいよ、行楽シーズンとなりましたね。東北の春はまだまだ寒いのでこの宮城で地元の山菜が食べられるシーズンは4月中旬ごろから。中でも「春の使者」といわれるのがこの「ふきのとう」です。
ふきのとうは形が丸く、緑色の鮮やかなものが鮮度を見分けるポイント。つぼみが開き、花が咲くと苦みが強くなるので、つぼみがかたく閉じているものを選ぶようにして。日が経つと香りが薄くなってしまうので、できるだけ新鮮なうちに食べ切ってください。
とてもアクが強く、生で食べるのには向いていませんが、その香りと苦味がふきのとうのおいしさでもあるので、今回はそのまま調理しています。アクの強さが気になる場合はさっと湯がいてから刻んで調理するとよいでしょう。茹ですぎると香りまでなくなってしまうので注意してください。
採れたてのふきのとうと油の相性は抜群。天ぷらに、ペーストに。いろいろ工夫しながら春の訪れを存分に感じてみてくださいね。
ではまた、来月お会いしましょう。


私がこの記事を書きました!
中村美紀

中村美紀氏

福島市出身。2007年より福島県郡山市にCookingStudio I-e(イーエ)を開講し、​4人の子どもたちとの忙しい毎日の中で生まれた、料理が苦手な人でも「これさえ作れば一生困らない」簡単でおいしい、再現性100%レシピを伝えている。
2021年2月に宮城県仙台市内にキッチンスタジオをオープン。​
コロナ禍では「I-eオンラインサロン」を開設。
​リピート率95%のオンライン料理教室を行っている。

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