

"ウサギボタニカ"
シェフ
(盛岡市)

整理収納
コンサルタント
(北上市)

料理
研究家
(仙台市)
2022.7.19
簡単レシピ「夏の定番ソース!自家製ジェノベーゼ」

簡単レシピ
「夏の定番ソース!自家製ジェノベーゼ」
byミキティママ
■材料(150ml程度)
バジルの葉40g、青じそ10g、にんにく1片、松の実10g、くるみ10g、自然塩小さじ1/2、EXオリーブオイル100ml

■作り方
1.青じそ、バジルの葉はやわらかい部分をちぎり、茎の部分は使用しない。
にんにくは皮を剥いて半分に割り、芯を取り除く。



2.フードプロセッサーに、1と、松の実、くるみ、オリーブオイルを半分入れて攪拌する。
さらに塩、オリーブオイルを大さじ1程度残して入れ、よく攪拌する。



3.清潔な保存瓶に出来上がったジェノベーゼペーストを入れ、残りのオリーブオイルでふたをしたら出来上がり。(変色を防ぐため)冷蔵庫で2週間ほど保存可能。


■今月の食材・・・バジル
【栄養素】
◎βカロテン…ビタミンAに変換されます。目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンで、粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります。
◎鉄分…鉄は酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルです。ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率がUPします。
みなさんこんにちは。
福島出身、宮城県仙台市在住の料理研究家、ミキティママこと中村美紀と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
不安定なお天気が続き、私の暮らす宮城では水害などの被害が出ているエリアもあります。被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。
そんな雨の合間の晴れ間には、夏の日差しの強さを感じるような季節になりました。夏の代表的なハーブと言えば「バジル」ですね。バジリコなどのパスタにしたり、オムレツに入れたりサラダに入れたり。私のお気に入りは、はちみつ+レモンと共にグラニテにしていただくこと。スィーツにするにはなじみのない方も多いかもしれませんが、パンナコッタに香りをまとわせたり、バニラアイスに混ぜ込んだりしても爽やかな甘さが広がって、とてもおいしくいただけるのがバジルのすごいところ。
今回は定番の「ジェノベーゼソース」をご紹介します。
自分では作ったことがない、とおっしゃる方はぜひ一度お試しいただきたい美味しさです。フレッシュバジルに青じそを追加して、ちょっと和のテイストを入れるとなじみのあるお味に。粉チーズを入れるレシピもありますが、わたしのレシピはチーズは入れないシンプルなものですのでいろいろと応用しやすいと思います。そうめんに絡ませて、カッペリーニで作ったみたいな冷製ジェノベーゼでいただくのもおいしいですよ!ぜひ作ってみてください。
ではまた、来月をお楽しみに。



中村美紀氏
福島市出身。2007年より福島県郡山市にCookingStudio I-e(イーエ)を開講し、4人の子どもたちとの忙しい毎日の中で生まれた、料理が苦手な人でも「これさえ作れば一生困らない」簡単でおいしい、再現性100%レシピを伝えている。
2021年2月に宮城県仙台市内にキッチンスタジオをオープン。
コロナ禍では「I-eオンラインサロン」を開設。
リピート率95%のオンライン料理教室を行っている。