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2022.3.3
簡単レシピ「ハッセルバックポテト」

簡単レシピ
「ハッセルバックポテト」
byミキティママ
■材料(2~4人分)
新じゃがいも3個、オリーブオイル大さじ1+1/2、バター10g、
にんにく1片、ハーブソルト、ブラックペッパー少々

■作り方
1.にんにくオイルを作る
オリーブオイルに、すりおろしたにんにくを混ぜる。

2.じゃがいもの下準備
じゃがいもは洗って皮ごと2mmの切り込みを入れ、ラップにくるんで600wで3分ほど加熱する。
にんにくオイルを切れ込みに入れていく。


3.焼く
じゃがいもを天板に並べ、ちぎったバターとハーブソルトをのせて220℃に余熱したオーブンで15分程度焼く。
ブラックペッパーを振って召し上がれ。
塩気が足りない時は、塩を足して。


■2月のコラム
今月の食材・・・新じゃが
新じゃがは、冬に植えて春先2月末ごろから市場に出回るようになります。
国産じゃがいもといえばその収穫量の8割は北海道産。新じゃがは、鹿児島・長崎など、九州産が多く、貯蔵されずに出回るため皮が柔らかく水分が多いのが特徴です。
実はじゃがいもには「ビタミンC」が多く含まれています。水に溶けにくい脂溶性ビタミンCで、皮の側に多く含まれており、皮ごと調理することでより効率的に摂取することができます。
みなさんこんにちは。
福島出身、宮城県仙台市在住の料理研究家、ミキティママこと中村美紀と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
三寒四温と言われるこの季節。二十四節気では、2月末から3月はじめにかけて「雨水(うすい)」と言います。まだまだ気温は寒いけれど、太陽の力が強まり、春らしい日差しが雪を溶かし、寒さと温かさを繰り返しながら春に向かう…そんな季節です。
スーパーのお野菜コーナーに行くと少しずつですが春の食材が九州地方からやってきています。中でも私が大好きなのが「新じゃが」です。皮が薄いので皮も味わえるのが魅力で、小さい新じゃがは「みそかんぷら」という福島の郷土料理に。大きい新じゃがはザクザク切ってカラリと揚げて、のり塩をかけたフライドポテトにといろいろなおやつ、料理に使えます。
今回は、スウェーデン料理として2018年ごろから大人気の「ハッセルバックポテト」を作ってみました。フォトジェニックな見た目がかわいいので、パーティ料理にもおすすめです。ぜひぜひ作ってみてくださいね。
ではまた、来月をお楽しみに。


中村美紀氏
福島市出身。2007年より福島県郡山市にCookingStudio I-e(イーエ)を開講し、4人の子どもたちとの忙しい毎日の中で生まれた、料理が苦手な人でも「これさえ作れば一生困らない」簡単でおいしい、再現性100%レシピを伝えている。
2021年2月に宮城県仙台市内にキッチンスタジオをオープン。
コロナ禍では「I-eオンラインサロン」を開設。
リピート率95%のオンライン料理教室を行っている。