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2021.10.26
ワインにも合う「大人の目玉焼き」

こんにちは。ウサギボタニカの福士です。
今回は、卵黄と卵白を分けて作る”ウサギボタニカ式”のオリジナル目玉焼きをご紹介します。
「たかが卵料理」と思うかもしれませんが、ひと手間かけるだけで、期待を優に超えるおしゃれな卵料理に大変身しますよ。
ボジョレーヌーボーとも好相性です、ぜひお試しください。
<材料> 一皿分
■ 卵(Lサイズ) 2個
■ EXVオリーブオイル 大さじ1
■ 玉葱 30g
■ マッシュルーム 1個
■ セロリ 5g
■ プチトマト 2個
■ ほうれん草 2枚
■ 塩 適量
■ 季節のハーブ 適量
■ ナツメグ 適量
■ バケットスライス 4枚
<作り方>
① 玉ねぎは4〜5センチ✕1センチほどの棒状に拍子木切り、マッシュルームとセロリは2〜3センチほどの角切りにする。盛り付け用のプチトマトとほうれん草を食べやすい大きさに切り、仕上げ用のハーブはみじん切りにしておく。
② 卵をよく洗ってから割り、卵白と黄身に分ける。卵白はボウルに、卵黄は破れないように注意して、殻に入れたままにしておく。

③ 小さなフライパンまたは直火耐熱性の器を弱火にかけ、EXVオリーブオイルで①の玉葱をしんなりするまで炒める。

④ ①のマッシュルームとセロリを加え、更に焦げないように様子をみながら1〜2分炒め、軽く塩を振り、極弱火する。

⑤ ときほぐした卵白を④に加える。その後すぐに殻に入れた卵黄、①のプチトマト、ほうれん草をのせて、全体に塩をする。アルミホイルで蓋をして、極弱火のまま2分30秒加熱する。

⑥ 火を消したらアルミホイルをとり、EXVオリーブオイル(分量外)、①のハーブ、ナツメグをかけて仕上げる。
⑦ 耐熱容器のまま受け皿などにのせ、バケットスライスを添えたら完成!

殻から卵黄を取り出して、卵白部分と混ぜてお召し上がり下さい。(卵の殻が気になる方は、⑤のとき卵白の上にそのまま卵黄を乗せてOKです。)
野菜の旨味、ハーブの香り、しっかり焼けた卵白部分、トロリとした卵黄部分が混ざり合い、深い味を生み出します。
その日たまたま冷蔵庫にあった野菜やお好きな調味料でアレンジしてみても良いですね。
「今日のおかずは目玉焼きね!」と言ってこれを出したら、きっとご家族も驚くことでしょう。
“ウサギボタニカ式”大人の目玉焼き、ぜひご賞味下さい。


福士雅巳氏
1968年、岩手県下閉伊郡山田町生まれ。
東京・四谷「オテル・ド・ミクニ」、フランス・リヨン、ボルドー、スイス・ジュネーヴのレストランで研鑽。
"ココロとカラダを美味しく整える料理"を楽しめる「ウサギボタニカ」(盛岡市・中の橋通)店主。