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2021.1.19

キッチン収納がすっきり見えるポイント!

こんにちは。

岩手県北上市在住の

整理収納アドバイザー金田玲子です。

片付けが苦手だった自身が

整理収納を学び、

キッチン収納を見直したことで、

時短・家事効率UP・家事楽につながった、

という経験を元に、

そのポイントをお伝えしております。

今回のキッチン収納ポイントは

「すっきり見える収納」です。

 

〜収納ポイント〜

キッチン収納も

物が少しずつ整理されてくると、

よりすっきり見えるように

したくなりますね。

ポイントは

①見える収納と隠す収納

②収納アイテムの選び方

です。

① 見える収納と隠す収納

「見える収納」とは

オープンスペースに直接配置する収納です。

 


 

それに対し「隠す収納」とは

扉付きや引き出し等で

中が直接は見えない収納です。

 


 

それぞれメリットデメリットがあります。

「見える収納」のメリットは

 


 

・どこに何があるか一目瞭然

・出し入れしやすい

・インテリアにもつながる

デメリットは

・置きすぎると雑然と見えやすい

・場所によっては埃の上に油を被る

・こまめな掃除が必須

特にキッチン収納では

吊り下げ収納もよく見られます。

 


 

〜吊り下げ収納〜

ラップ・ホイル・キッチンペーパー…

キッチン収納では

よく使うアイテムも多数あります。

吊り下げると収納量が増え、

見えやすく、取り出しやすさも満点です。

一方で、吊り下げる物が増えると

視界に入る色や形も増えます。

するといわゆる「すっきり感」からは

遠ざかっていきがちです。

また、コンロなど火周りでの

見える収納は埃を被る上に

油が飛びます。

 


 

使おうと思ったときに汚れている…

ということも。

毎日メンテナンス時間の確保が必須です。

そのため私のような面倒くさがり屋(笑)

な方にはおすすめしません。

余計に時間がかかり、

イライラの原因になるからです。

もちろん、楽しくできる方はOKですよ!

 

キッチン収納で見える収納を使い

すっきり感を出したいのであれば

・置く物の色

・形

・種類などを厳選

・置きすぎない

・空間のゆとりをつくる

・飾るように配置

などを意識してみましょう。

 

〜「隠す収納」〜

今度は「隠す収納」です。

 


 

メリットは

・中身にかかわらず扉や引き出しですっきり見える

・埃や油を被りにくい

反対にデメリットは

・扉や引き出しを「開ける」という動作が必要

・何がどこにあるのか見えにくい

もし、キッチン収納で

簡単にすっきり見えることを

優先させたいのであれば、

やはり隠す収納がおすすめです。

 

でも扉付きスペースには

もう入らない…という方。

1番のおすすめは

システムキッチンへのリフォームです。

シンク下が観音扉タイプだと

どうしても収納が足りず、

見える収納になりがちです。

 


 

システムキッチンは

シンク下が引き出しになり

収納量も使い勝手も

格段にUPしますよ!

 


 

そうは言っても

今日すぐには難しい…(笑)

ならまずは整理!

特にキッチン収納では

・出番がない

・そこには置かなくてもいい

・こんなにたくさんはいらない

というアイテムがそのままのことも。

見直してみましょう。

 

その後、岩手にお住まいの皆さんは

陽だまり工房さんに

キッチンリフォームをぜひご相談くださいね!

 

〜「収納アイテムの選び方」〜

すっきり見えるキッチン収納ポイント。

もう1つは「収納アイテムの選び方」です。

 


 

乾物類などをキッチンに収納するのに、

100円ショップなどのかごを

使用される方も多いと思います。

ただ、せっかく使っているのに

何だかすっきり感が

損なわれていることも。

ポイントは収納用品の

「色、形、素材」です。

「色、形、素材」が

バラバラになるほどに

雑然とした印象になります。

「とりあえず」

買い足していませんか?

 

岩手県内にも100円ショップは

複数ありますが、

同じ「白いかご」でも

お店によって質や色味、形も違います。

「キッチン収納のストックコーナーに

使うかごはこのお店のこのシリーズで揃える」

と決め、必要な数だけ買い、並べる。

それだけで統一感が出ますよ!

 

なお、かごやケースには

透明と不透明があります。

透明ケースの特徴は、

のぞきこまなくても

中身が見えるということ。

そのため、扉付きのスペースであれば

透明タイプがおすすめです。

 


 

〜わかりやすい統一感〜

冷蔵庫内や、

扉を開けるストックコーナーなど。

ケースさえそろっていれば簡単に、

わかりやすく、統一感も出しやすくなります。

不透明なケースで

さらにすっきり見えるようにしたい!

という場合は必ずケース正面に

ラベルを貼りましょう。

ご家族もわかる名称で

中身を具体的に記載していくのが

ポイントです。

 

「すっきり感」を求めすぎて

逆に見つけにくい

取り出しづらい・時間がかかる

となっては本末転倒です。

時短・家事効率UP・家事楽を

目指すキッチン収納では、

各特徴をとらえ考えていくと、

ご自身の理想のキッチン収納に

近づいていきますよ!

 


私がこの記事を書きました!
金田玲子

金田玲子氏

東京都出身。結婚と同時に夫の故郷、岩手県北上市に移住。
元々片付けが大の苦手で、暮らしにくさが日々倍増したことから、整理収納アドバイザー講座を受講。
その経験をもとに2011年、岩手県初の整理収納コンサルティングstyle-Rを立ち上げる。
各講座やご自宅にお伺いするサポート等を通し、県内でこれまでのべ5,000名以上に「誰でもすぐできる整理収納」をお伝えしている。

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