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2025.1.15

冬季に気を付けたい⾷品管理とキッチン収納

こんにちは。岩手県北上市在住の整理収納アドバイザー金田玲子です。
片付けが苦手だった自身が整理収納を学びキッチン収納を見直したことで、
時短・家事効率UP・家事楽につながった、という経験を元にそのポイントをお伝えしております。

 

今回のテーマは「冬季に気を付けたい⾷品管理とキッチン収納」です。

 

年末年始はご家族やご親戚で集まるイベント事が増え、食品や食器などキッチン収納にある物も変動しやすい時期です。
今回は今の時期こそ見直したい食品管理とキッチン収納ポイントを3つお伝えします。

 

 

①冷凍で安心しない

 

年末年始はご挨拶を兼ねた頂き物も増える時期です。

 

 

お肉やお魚など生鮮食品であればすぐに頂くか、冷凍保存されている方も多いかもしれません。
ただ、冷凍すれば安心!と思っていませんか?

 

生鮮食品を冷凍した場合、2週間~1ヶ月程度で食べきることが推奨されています。
長期冷凍保存は乾燥酸化しやすく、品質劣化につながることも。せっかくの頂き物、美味しく頂きたいですよね。
「いつか食べよう」ではなく「今週食べよう!」くらいの意識で、早めに美味しく消費していきましょう。

 

 

また、忘れず消費できるよう、冷凍庫内は食品を重ねず縦に収納し、引き出した時に何がどこにあるのか見やすく管理するのが鉄則。
早めの消費は冷凍庫の整理にもつながりますよ!

 

 

②室温に注意

 

冷凍した生鮮食品を解凍する際、冬だからと常温解凍していませんか?室温20℃前後は細菌が最も繁殖しやすい温度帯です。
外は寒くても、室内は暖房で温まっていることが大半。その中で、特にお肉やお魚を常温解凍することは、細菌繁殖と品質劣化から食中毒発生の可能性もありおすすめできません。
少し時間はかかりますが、冷蔵庫でゆっくり解凍することで安全安心、美味しく頂くことができますよ。

 

 

それ以外にも特に冬は「寒いから大丈夫」と食品食材を常温保管しがち。調理前のお肉の出しっぱなし、作ったカレーを鍋ごと長時間常温放置、なども注意が必要です。
「開封後要冷蔵」の食品も、油断せずきちんと冷蔵庫に入れましょう。

 

 

③年に1回出番があるかチェック

 

我が家には圧力鍋がありますが、普段はほぼ出番がありません。(料理下手がバレますね(笑))ただ唯一、毎年お正月用に黒豆を煮るときに使います。

 


そのため、使用頻度は年1回です。1回とはいえ使うので、私にとっては必要な物です。ただ、頻度は低いため、キッチン収納の中では一番下の位置に収納しています。

 


このように使用頻度の低い物は少し取り出しにくくても支障はないため、キッチン収納では鍋のように重い物は下の方、お重など軽い物は上の方に置くのがおすすめです。

 

一方で、暮らしが変われば使用頻度も変わります。

 

  • おせちは作らず買うようになり、お重の出番がない
  • 親戚で集まる際は外食になり、来客用食器は使わない

 

など、「以前は使っていたが今は出番がなくなった」という物はありませんか?

 


ご家族のご成長はもちろん、年齢を重ね、コロナ禍を経たりと私たちの暮らしは一定ではありません。暮らしが変われば必要な物も変わります。
「そこにあるのが当たり前」と思っていた物を、今の時期こそ見直してみましょう。
年に1回も出番がない物は、毎日使うキッチン収納からは取り除いても、日々の暮らしには支障はないかもしれません。

 

年始の今の時期こそ、食品もキッチン収納も見直していきたいですね!

 


私がこの記事を書きました!
金田玲子

金田玲子氏

東京都出身。結婚と同時に夫の故郷、岩手県北上市に移住。
元々片付けが大の苦手で、暮らしにくさが日々倍増したことから、整理収納アドバイザー講座を受講。
その経験をもとに2011年、岩手県初の整理収納コンサルティングstyle-Rを立ち上げる。
各講座やご自宅にお伺いするサポート等を通し、県内でこれまでのべ5,000名以上に「誰でもすぐできる整理収納」をお伝えしている。

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