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2025.11.17

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暖かく居心地の良い空間にするために

こんにちは。岩手県北上市在住の整理収納アドバイザー金田玲子です。
片付けが苦手だった自身が整理収納を学びキッチン収納を見直したことで、時短・家事効率UP・家事楽につながった、という経験を元にそのポイントをお伝えしております。

 

今回のテーマは「 暖かく居心地の良い空間にするために 」

 

これからの冬の時期、特にキッチンは温度差も感じやすい場所。毎日使うキッチン、せっかくなら家族の誰もがお料理を楽しめる、居心地のよい空間にしたいですよね。そんなキッチンリフォームポイントを3つお伝えします。

 

 

 

①断熱

キッチンに窓や勝手口があるお住まいの場合、そこから暖かい空気が逃げやすくなります。

 

  • ガラスを複層ガラスにする
  • 窓枠の素材を変更する

 

 

などの窓リフォームは、断熱に大きな効果があると言われています。また、長くお住まいの場合は、床や壁の断熱も検討してみると、さらに暖かい空間確保に効果的です。

 

 

いずれの断熱も

 

  • 快適な室温を維持する
  • それによる冷暖房費の削減
  • 結露やカビの発生抑制

 

 

などの効果が見込まれており、省エネと快適性の観点から、国土交通省や環境省でリフォームに対しての補助金交付事業もあります。

 

 

岩手県、宮城県にお住まいでリフォームを検討される方は、具体的な断熱リフォームの内容や金額、補助金などについて、ぜひ岩手県、宮城県の陽だまり工房さんにお問合せしてみてくださいね!

 

 

 

②素材

キッチン本体や扉材には様々な素材があり、それによりキッチンの雰囲気は大きく変わります。

 

例えばステンレスはシャープでスタイリッシュな雰囲気ですが、場合によっては無機質で冷たさを感じることもあります。(そこがいい!と言う方にはもちろんおすすめです)

 

 

 

一方、木目調は自然な風合いから、暖かく優しい印象につながります。

 

 

 

また、直接的に寒さを感じるのは足元です。例えば、キッチンの床材がタイルや大理石、土間(コンクリート)などの場合、おしゃれな反面、熱伝導率が高いため、足の裏の体温が奪われ冷たさを感じます。

 

一方で、無垢材やコルク素材は熱伝導率が比較的低く、タイル等に比べると冷たさが軽減されると言われています。

 

ちなみに、私の家のリビングダイニングキッチンの床は無垢材で、隣接するサンルームにタイルを使用しています。あくまで個人的な感覚ですが、この時期(11月)に両方に手を置いてみると、無垢材の方が冷たさは和らいでいるように感じます。(もちろん、全く冷たくないわけではありません。)

 

 

床も同様に、木目調の素材はナチュラルで暖かみのある雰囲気を感じやすくなります。

 

 

③色

我が家は当初、キッチンの床にグレーの大理石調を提案されました。デザイン性が高く、シャープな印象になります。ただ、先程の素材による違いに加え、リビングダイニングとつながっているキッチンも同じ雰囲気にしたかったため、同じ無垢材=茶色にしました。

 

 

色には暖色と寒色があります。

 

  • 暖色系:赤、オレンジ、黄、さらに茶色やベージュなど。
  • 寒色系:青や白、グレーなど。

 

 

暖かみを感じるのは文字通り暖色系です。床や家具、キッチン本体など大きな面積に使用する色を暖色系で検討してみましょう。また、照明の色も、オフィス等で使われる白に近い昼白色よりは、オレンジ色に近い電球色の方が暖かみを感じます。

 

 

せっかくのキッチンリフォーム、理想の環境に向けて断熱・素材・色もしっかり検討していきたいですね!

 

 


私がこの記事を書きました!
金田玲子

金田玲子氏

東京都出身。結婚と同時に夫の故郷、岩手県北上市に移住。
元々片付けが大の苦手で、暮らしにくさが日々倍増したことから、整理収納アドバイザー講座を受講。
その経験をもとに2011年、岩手県初の整理収納コンサルティングstyle-Rを立ち上げる。
各講座やご自宅にお伺いするサポート等を通し、県内でこれまでのべ5,000名以上に「誰でもすぐできる整理収納」をお伝えしている。

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