岩手県紫波町の築37年の中古住宅です。
リフォーム前、床と壁は汚れが目立ち傷んでいる状態で、水廻り設備や照明器具なども古く破損している箇所があり、家全体の経年劣化が見受けられました。
工事を始めるにあたり、外壁や屋根の塗装といった作業は季節による影響も考慮し、安全管理・指導・調整を徹底しました。また、玄関位置の変更に伴う高さの設計や動線の確認を綿密に行い、仕様・建材についても工事業者の協力を得ながら入念に打ち合わせを重ねて決定しました。
工事中は各工事業者間の工程の組み合わせにも考慮し、75日程度で工事を完了させることができました。
フルリフォームで、介護にも優しい快適バリアフリー空間になりました。
LDKのキッチンはⅡ型タイプにしたことで作業スペースが広くなり、またシンク下はオープンなので車椅子の方でも使いやすく誰にとっても優しい設計になっています。
室内はすべて段差のないバリアフリー設計で、車いすでも歩きやすい広い通路、室内ドアは全て引き戸や折れ戸など、細かなところまでこだわりました。ホームエレベーターを設置したことで上下階への移動が楽になり、高齢の方や介助が必要な方にも安心です。
現代の暮らしに合う機能性と心が安らぐデザインを両立させたリノベーションハウスが完成しました。
