岩手県奥州市の築38年の中古住宅です。
リフォーム前、水廻り設備の古さや傷みが多数見られました。また、畳やフローリングにも傷みがあり、玄関ドアは鍵の開閉がしづらいなど、家全体の経年劣化が見受けられました。
工事を始めるにあたり、全館バリアフリーにするための建具選びや建具の仕上げ方にこだわりました。
工事中は、傷んだ土台や柱の交換が必要だったため慎重に75日程度で工事を進めました。
フルリフォームで家全体が、和モダンの落ち着いた雰囲気で、ゆっくりくつろげる空間になりました。
LDKはキッチンの配置を変えたことで大容量のパントリーができ、食料品のストックから分別ごみの仕分けまでできる嬉しい広さです。
脱衣室には新たに家事スペースができ洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできます。
そして、家の中には段差がなく車椅子での移動も安心です。上下階への移動手段としてホームエレベーターを設置したことで、介護はもちろん日常の様々なシーンで活躍します。
ご夫婦が穏やかに過ごしつつ、将来を見据えたリノベーションハウスが完成しました。